基本理念/ごあいさつ

代表者あいさつ

ごあいさつ

代表者あいさつ

愛生会が目指す地域包括ケアシステム

名古屋市北部の地域の人たちの健康と福祉に貢献し、地域の人たちそして職員にも信頼され愛される医療法人を目指して、愛生会は昭和26年より上飯田第一病院を開設し、68年が経ちました。
 その方向性は常にぶれることがなく、開設当初20床の病院から、現在では総合上飯田第一病院236床、上飯田リハビリテーション病院98床、介護福祉事業部および看護専門学校を持つ大きな社会医療法人に成長し発展しました。
 この大きな成長と発展こそ、会長を含め歴代の理事長の考え方やかじ取りがいかに正しかったかを証明しています。
 一方、日本は当地域もふくめ、今後少子高齢化がさらに進むと予想されます。開設当時の戦後のベビーブーム、そして高度経済成長に伴うバブル期、バブル崩壊後の日本経済の停滞期と時代が次々に変遷していく中、愛生会はその時代の当地域の人たちに望まれる医療を、その時々にあわせて提供してきました。これこそが、愛生会の考える地域医療構想であり、地域包括ケアシステムであったと思います。
令和の時代が始まり、いよいよ少子高齢化が進み、2025年には団塊の世代がすべて75歳以上の後期高齢者に達し、医療、介護の社会保障費の急増が懸念されます。今までのように国民が医療を選択できる病院完結型の医療から、病院では必要な医療を受け、退院後は自宅や施設で医療や介護を受けるといった地域完結型医療に代わることになります。
 その考えは、すでに愛生会が開設当初から持っていたもので、地域の人たちが下駄ばきで通院し、職員と患者さんが普段着の言葉で会話できる病院作りを目指してきました。
 私は総合上飯田第一病院に縁があって整形外科医として、赴任し、早や18年が経ちました。私にとっては、今では最も働きやすく愛着のある病院となりました。今回、突然に理事長という大役を拝命し、大変嬉しく感じるとともに、その重責を考えると恐縮至極の思いです。どこの医療法人も経営状態は決して楽なものではありませんが、先輩方の考え方や理念を変えて、一般企業のように利益追求の姿勢にするつもりはありません。愛生会の得意とする医療と介護の分野をより進化そして発展させ、次なる時代の当地域の人たちが本当に望む医療や介護を提供していきたいと思います。当地域の人たちに信頼され愛されることが、愛生会の地域社会にとっての存在意義となり、職員一人ひとりの喜びとなり医療人としての誇りを持つことになると信じています。
 もとより医療や介護施設の経営の知識に関しては、浅学菲才の私ですが、愛生会を愛し絶大な協力をしてくれる職員やすべての地域の皆さまのご指導とご鞭撻をいただいて、この私を育ててくれた愛生会が立派に存続し、より信頼され愛される愛生会となるように、微力ではありますが全力を尽くすつもりです。

社会医療法人愛生会 理事長 片岡祐司

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